『結婚が前提のラブコメ 5』 感想
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『がのラブ』こと『結婚が前提のラブコメ』の5巻についてです!
あらすじ
それぞれの結婚、それぞれの幸せ。
「牡丹と男爵の縁を結んでほしい」
――編集長の神代からの依頼をきっかけに、可能性を探しはじめた縁太郎。
しかし、牡丹にとって男爵は“ライバル”であり、どんなにいっても“お友達どまり”であると断言されてしまう。
うなだれ筆も進まない男爵に、編集部も焦りを募らせる。アシスタント時代は仲がよかったというふたり。
デビュー後にすれちがってしまったことを知った縁太郎は、マンガを婚活に使うことを考えるが……?熱き筆にのせて、かつての想いが鮮やかに蘇る!
大人気婚活ラブコメ、恋と青春の第5幕!
★=1、✩=0.5
ストーリー
★★★★
キャラ
★★★✩
自分的面白さ
★★★✩
好き度
★★★★
まとめ的な感想
それぞれの思い描く結婚、幸せの〝カタチ〟がある。それでも、同じ方向を見つめるという、根っこの部分は変わらない。表紙の牡丹が持っている白薔薇の花言葉を知って読み終えるともう最高! としか言えない。1巻から丁寧に時間をかけて散りばめられてきた〝なんとなく〟のきもちが回収されていく様にウルッときてしまった。一人ひとりの幸せに目を向けた今巻はまたひとつ大きな挑戦だったのでは? と思うけどめちゃくちゃよかった!
シリーズの中で最もラブコメしてた巻だとは思う。基本的には巻を重ねるごとに進化していってるんだけど、主人公に矢印が向いてない人物はどうしても出番がなくなっていってそこが少し寂しいし物足りなさにも繋がってるのかもしれない……。
次巻で完結になる可能性が高いということで、どう物語に決着をつけるのかワクワクしながら待っていようと思います!
ヒロイン全員がアラサーの、少し変わったラブコメを読みたい方は是非御一読を!!
以上、またお会いしましょう!