『ボクは再生数、ボクは死』 感想
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『ボクは再生数、ボクは死』です!
【あらすじ】
現実を凌駕するVRエロス&バイオレンス!
世界一の美少女になるため、俺は紙おむつを穿く――。
しがない会社員の狩野忍は世界最大のVR空間サブライム・スフィアで世界最高の美少女シノちゃんとなった。
VR世界で恋をした高級娼婦ツユソラに会うため、多額の金銭を必要とするシノは会社の先輩である斉木みやびと共に過激で残酷な動画配信を行うことで再生数と金を稼ぐことを画策する。
炎上を繰り返すことで再生数を増やし、まとまった金銭を手にしたシノはツユソラとの距離を縮めていくのだが、彼女を取り巻く陰謀に巻き込まれていき――!?
初の新文芸、初の作家さんでした。(この界隈で評価されているのは知ってた)めちゃくちゃよかったです。またこの作家さんの違う作品も読もうと思いましたね。コレを正しいと思うかどうかは読み手次第だなぁという印象。歪な愛の形かもしれないけど、読み終わった時に一言「美しい」という言葉しか残らなかった。自分だけど自分じゃなくて、器でありそこに魂はない。それでも美しい、それでいいんじゃないだろうかと思ってしまった。
人を選ぶ作品だと思いますが話が進むにつれて読む手が止まらなくなるほど引き込まれるなと思いました。まだ読んでないよ! という方は是非リンク貼っておきますので読んでみてください!!
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以上、またお会いしましょう!