『推しが俺を好きかもしれない』 感想
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推しが俺を好きかもしれない - ライトノベル(ラノベ) 川田戯曲/館田ダン(富士見ファンタジア文庫):電子書籍試し読み無料 - BOOK☆WALKER -
『推しが俺を好きかもしれない』です!
あらすじ
クソみたいな現実でも、推しさえいれば生きていける。
俺の推しは、ネットで人気の音楽ユニット『満月の夜に咲きたい』のボーカル・U-Ka(ユーカ)だ。
ある日、彼女の配信に映ったのは――学校一可愛い俺のクラスメイト、花房憂花(はなふさ ゆうか)だった。
クラスメイトとはいえ、推しのプライベートにオタクが干渉しちゃ駄目だ!
なのに、なぜか花房は俺に近づいてきて!?
「ちょくちょく、遊びに来るから」
立場を超えた交流が始まり、俺一人だけだった放課後の部室が、推しと二人の空間になっていく。
俺しか知らない推しの一面がだんだんと増えていき――
人気ボーカルと、陰キャオタク。格差があった二人が近づく、両片想い青春ラブコメ。
【感想】
久しぶりに両片思いのラブコメ読んだんですけど、直近で読んだ両片思いの中で一番面白かったかもしれない。
人気ユニットのボーカルという、偶像の対象であるヒロインとそんなボーカルを推してる陰キャオタクの主人公。ヒロインは自分のことを名前で呼ぶ系なのでそこが嫌いな人はまぁ辛いのかもしれない。私もそこまでそういうタイプは好きではないのだけど、この作品は読ませる力がある。もう素直に上手いなぁ…って読み終わったら思ってしまったし謎の満足感があった。偽物の関係を肯定して、偶像、作りものをも肯定してしまう結末は、「大丈夫か?」とハラハラしながらも、オタクのしょうもないプライドなのかもしれないけれど眩しかったです。
続きが読みたい!!
まだ読んでないよ! 気になるという方は是非上のリンクから読んでみてください!!
以上、またお会いしましょう!