『ユア・フォルマ』感想
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ユア・フォルマ 電索官エチカと機械仕掛けの相棒 - ライトノベル(ラノベ) 菊石 まれほ/野崎つばた(電撃文庫):電子書籍試し読み無料 - BOOK☆WALKER -
『ユア・フォルマ』です!
脳の縫い糸とも呼ばれるユア・フォルマは、 医療目的として開発されたが、現在は日常に不可欠な情報端末へと進化を遂げた。レーザー手術で脳に埋め込まれておりその縫い糸は視覚、聴覚、そして感情をも記録する。そんな人々の日常になったデバイスの中に重大事件の糸口を探るため主人公・エチカが電索官として潜る。電索官は情報処理能力に特化してるために、制御できずひとりで潜って現実に戻ることができない。それができないためパートナーシステムというものが採用されている。その相棒となるのがアミクスと呼ばれる人型ロボット・ハロルドだった。
アミクスを肯定(友人派)する者と否定(機械派)する者に分かれている世の中で、エチカは過去のトラウマからアミクスを嫌っており、その相棒のハロルドはロボットらしからぬふてぶてしさで余計にエチカを苛立たせる。そんな凸凹バディが世界を襲う電子犯罪に挑むという感じのSFミステリ。
率直に言うと面白かった。SFものを読まない私ですが情報量が多いにも関わらずひとつひとつが丁寧で読みやすいなと思った。ただ少し文が読みづらいところやどうしてもバディものに偏った感じがあるなと。それでも十分に楽しめた。謎という名の糸を辿っていく雰囲気と、人とロボットとの横の糸みたいな繋がりを感じることができた。
2巻は買ってあるので読もうと思います!!
まだ読んでないよ! という方は是非上のリンクから読んでみてください!!
以上、またお会いしましょう!