『カノジョに浮気されていた俺が、小悪魔な後輩に懐かれています 2』感想
大切だから
今回はこちら、
『カノうわ』2巻です!
その人との距離(関係)を推量るための境界線。
その人にしか見せない姿に抱く特別な感情。
たぶん全部が全部自己満足なだけなのだとしてもそうであってくれるなと思ってしまうのは我儘だろうか。
変わることも変わらないことも、そのひとつひとつの変化が愛おしい。
勝手に期待して、信じて、「こうであってくれ」と願う。自分しかいないように見えて誰かがいて、誰かがいるようで自分しかいなくて、そんなことを思わせる相手にため息をついて、そんな自分にも嫌気がさして。1歩踏み込んで3歩下がって2歩進む。たぶん今はそれくらいがちょうどいい。いろいろと知りすぎてしまったから。どうかこのままで……いいのかもしれない。たぶん、そこに自分が居なくなってしまう方が余程怖いから。
強固なんだけど実際はちいさなことで壊れてしまうかもしれない、でもやっぱり固いそんなもどかしい関係好き。
タバコやめて、酒もやめようと決心して、でもそれは誰かがいたからそれを理由にしただけなのかもしれない。いつの日かもらったキーホルダーはすっかり馴染んでしまってたり、狐面をして非日常っぽさはあるけど、先に外してしまったり、そういうひとつひとつの細かい描写に心を持ってかれました。
やっぱりこういうのがいい。面白い。好き!!
まだ読んでないよ! って方!! URL載せとくので買って是非読んでみてください。オススメです!! (いまさら自分が言うことではない)
カノジョに浮気されていた俺が、小悪魔な後輩に懐かれています2【電子特別版】 - ライトノベル(ラノベ) 御宮 ゆう/えーる(角川スニーカー文庫):電子書籍試し読み無料 - BOOK☆WALKER -