『小泉花音は自重しない』感想など。
今回はタイトルにもありますこちら、
小泉花音は自重しない 美少女助手の甘デレ事情と現代異能事件録 - ライトノベル(ラノベ) 高町京/東西(GA文庫):電子書籍試し読み無料 - BOOK☆WALKER -
『小泉花音は自重しない』という作品についてです!
いやー、自分にしては珍しくラブコメじゃないです笑
早速感想に移りましょー!!
端的に言うと、面白かったです!
『有り得ない』事を『 有り得る』ことにしてしまう存在がいる世界。
そんな世界のなかはやはり平和とは言い難い。強いひとばかりじゃない世界、だけどそんななかで『守ろうと思う』ものができる。
その小さくて些細なことかもしれないことがどれほど愛おしくて尊いことか。どれだけ周りに不審がられても一人、ただ一人認めてくれる人がいるだけでここまで強く在れるんだなと心打たれました!
終盤にかかって引っかかっていた部分も回収され面白さに拍車がかかり、この作品の王道的な部分を盛り上げていたと思います。
でも、この作品は人を選ぶと思うのです。
なぜか……"ノリ"がそういうものだなと思ったから。 事実、私もとある人物がいなかったら折れていたかもしれない。だけど、そのとある人物がこの作品を柔らかく読みやすいものにしていたと思います。(読んでくださった方には伝わってると信じて)
あとは日常の部分とシリアスの部分の落差が結構ある点。でもそこはこの世界を生きる者の背景的にはこうならざるを得ないというか、納得してしまう部分がありました。
とか書きましたが一番書きたいのは、伝えたいのはそこじゃない!!
挿絵が面白いなと思ったんです!!主人公視点で描かれてるはずなのにアングルがやや下から上にかけて(上目遣いみたいな)見上げてるような感じになってるんですよね。これわざとなのかな! って終盤の展開を読んで改めてそう思いました。まぁ深読みしすぎなきがするんですけど!!深読みしかしないな!!
あとは、主人公モノローグだけで終盤まで言葉発しないのは「ほぇー」ってなりました!
1回読んだだけでまだ深く読めてないので他にもいろいろ隠されてると思うので機会があれば読み返そうと思います!(積み本が多すぎるのでいつになるかは不明)
皆さんも読んでみてください!!