『千歳くんはラムネ瓶のなか 3』感想と考察的なもの&特典SSについて。
シンプル・イズ・ベスト
どうも!ご無沙汰しております。ラブコメに恋をしたみうみんです!いやほんとお久しぶりですw発売されてから結構経ちましたね。読むの遅いですね!!私!!
ほんとは【みうみん的オススメラノベ4選】、【みうみんの推しラノベ4選】みたいなのも書こう書こうと思っているんですけどね……時間が(逃げ)。積み本も70冊近くなりもう買って満足くらいになってます。ほんと、1年前に買ったやつでまだ読んでないのとか普通にありますからね?wっと、そんなことはどうでもいいですね。今回もこれについてですよ!!
千歳くんはラムネ瓶のなか 3 - ライトノベル(ラノベ) 裕夢/Raemz(ガガガ文庫):電子書籍試し読み無料 - BOOK☆WALKER -
『千歳くんはラムネ瓶のなか』です!今回は3巻目!!
もう発売前、表紙公開されてからめちゃくちゃ盛り上がってましたよね。ここでまさかの明日姉かと……私も優空ちゃんだろうなぁとか思ってて裕夢先生にリプしてたりしたんですけど。「違うんだよなぁ」って意地の悪い笑みを浮かべてる裕夢先生が想像出来てしまうんだよなぁ……
普通に考えて明日姉3年生ですからね。ここで持ってこないと確かに都合悪くなりますもんね。てか……3年生だってことすら忘れちゃってたくらい。
色んな方のレビューとか見させていただいたのですが、「まさかこんなに直球ど真ん中だとは……」というものを結構目にしました。ですが、皆さん作者である裕夢先生はずっと初めから仰っているのです。「誰かが選ばれて、誰かが選ばれない。誰かが勝って、誰かが負ける。青春ど真ん中のラブコメ」だと。まさに王道と言うのにふさわしいですね。
私が感じたことだけを書くことにします。内容は薄いかもしれませんが少しでも伝われば幸いです。
伏線回収すごいとか……明日姉ぇ……明日姉ぇ……とかほんとにチラムネじゃんとか色々語るべきなのだろう。でも読み終わってすぐに私が感じたことはそんなことではなかった。一言で言うならこの言葉に尽きる。
普通だ。
いやほんと読者の方々、特にチーム千歳の皆さんに喧嘩売ってんのか?と思われるかもしれないが素直な感想はこれなのである。揶揄したり、貶めようという気持ちは一切ないのでそこだけはご理解いただきたい。
そう思った理由は少し言いたいことを言ってから最後にまとめようと思う。
・【花言葉】
・【編む人】
・【プロローグとエピローグ】
・【3巻を読んで】
・【王様とバースデー】
・【BOOK☆WALKER特典SS 悠月SS】
・【とらのあな特典SS 夕湖SS】
・【アニメイト特典SS 夕湖優空SS】
・【ゲーマーズ特典SS 陽SS】
【花言葉】
はい。お前また花言葉かよ!って思われた方そうです。花言葉です。今回もとある花が出てきましてうわぁってなったので付き合ってくださいw
その花の名前は、ラベンダーです。初夏、夏って感じがしますね。花言葉は……
「沈黙」「私に答えてください」「期待」「不信感」「疑惑」
鮮やかで美しい紫色が印象的なラベンダー。その香りは優雅でリラックス効果もあるという。
フランスの香水研究所で働いていた科学者、ルネ・モーリス・ガットフォセ博士が実験中に手に火傷を負い、その時とっさに近くにあったラベンダーのエッセンシャルオイル(精油)に手を浸したところ、驚くことにすぐに痛みがひき、跡形も残らず驚くような早さで治癒したという話もあったり。
独特な強い香りをもつラベンダー。今起きている出来事が居心地が良くて、だからこそ真偽を確かめたくなるような……疑いたくなるような。梅雨の空気感とかこの3巻とマッチしてて。明日姉と合ってるようで真逆のような雰囲気が最高ですね。
【編む人】
作家ではなく編集者でしたね。
「私は自分で素敵な物語を創りだすことはできませんが、それを見つけだして、届けることはできます」(3巻。P.242より)
編むには、一つの形あるものを作り上げる。文章を集めて本を作る。編集するという意味があります。前者が作家とするなら後者は編集者になるのでしょう。どちらも編む人なんですよね。どちらかひとつでも欠けたらいけない。読者の目には見えないところにも物語を編んでる人がいることを忘れてはならない、そう思いました。だからこそ……千歳朔を見つけ出してくれた彼女にピッタリだなぁ
【プロローグとエピローグ】
ほんと、裕夢先生プロローグとエピローグの使い方上手すぎでは?なんなの「お月様は太陽の夢を見るのかな」って……明日姉は千歳朔を写す(映す)鏡……
「あなたのようなお月さまに、なれるかな」
背中を、届かないものに憧れ手を伸ばす。
「私はあなたのお月さまに、なれるかな」
迷わないように優しく見守る光に。
読者から編む人へ。
明日吹く風は、誰にもわからず行き先も決まっていない、そんなものではなくて、明日へと向かう風でした。
【3巻を読んで】
さて……ここまで言って戻ってきました。普通についてです。
最初の方にも触れてますがど真ん中なんですよね。よく言えば、王道(もちろんいい意味で)。悪く言えばあるある……テンプレ(ナンパされるとことかw)。学生なら多くの人が通るであろう道、選択肢。そこをこの作品でやるんだという驚きと、千歳朔と特に西野明日風という掴めそうで掴めない人が普通に悩んで苦しんで、それでも諦めきれなくて……というなんか彼女たちだからこそ読者としてはありきたりに見えなくて、彼女たちだからこそ良かったと、心からそう思いました。
2巻のメロンブックス特典SSの影法師というワードも千歳朔が子供の頃の彼を追いかけてたのかなぁとか思ったりして……
【王様とバースデー】
ドラマCD皆さん買いました?優空ちゃんヤバないですか?きゅいってされたい。「びっ……びっくりしたぁ」の声も耳が幸せでしたね!!
ってのはよくてですね。
言いたいことだけ。
悠月の誕プレのとこ、「幻くらいつかみ取ってみせなさいよ」にすごく感じるものがあるのは私だけですかね??渡したものも三日月のデスクライト……朔の誕生日の日に浮かんでた月……あざといわぁ
優空の誕プレは、スマホケースと保護フィルム。朔の好みも把握している程の徹底ぶり。その後の意味ありげな言葉……ちょっと胃が……
夕湖は、浴衣。なんか次は夕湖が表紙なのかなぁ?
陽は、野球のグローブ(陽用)。陽らしい
明日風は無線のイヤホン。繋がれていない方が似合うという意味深。
そして、3巻へ。
以上。本編についてでした。次からは特典SSについて少しネタバレありなもの書きますので興味無い方はここでお別れです。ありがとうございました!!
【BOOK☆WALKER特典SS 悠月SS】
なんというか、敵に塩も送っちゃうんだけど、やることもやって。3巻本編では朔にガツンというシーン。陽も朔に言うシーンが前にあったんですけどなんか重なってヤバいです。と、3巻本編読んだ方ならこちらもかかせません!!
【とらのあな特典SS 夕湖SS】
自分の甘さとか弱さとか分かってるんだけど正面から向き合えない感じが伝わってきます。ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙なんかほんと胃が痛い
【アニメイト特典SS 夕湖優空SS】
夕湖と優空がお泊まり会をしたら~という素晴らしいSS。イラスト最高ですね!!チラムネしてますし。優空ちゃんと目が合いますし!!
優空ちゃんの○○とかみたいですね。どんな子だったんだろうか。
彼女の好きな人の話とか……正妻戦争が始まらないか不安ですわカタ:(ˊ◦ω◦ˋ):カタ
姉妹みたいか……そっちの方がいろいろと大変ですよねぇ。
【ゲーマーズ特典SS 陽SS】
今回のSSの中でイチオシはこれです。買ってよかった!!ほんとに!!
言いたいこと全部挙げられるか、伝わるか分かりませんが伝われ!!
嘘偽りのないというか……ありのままのがむしゃらな千歳朔を、明日姉とはまた違う角度というか視点というかから見てて……真っ直ぐな彼女。でも、自分には似合わない、そんなんじゃないと自らを過小評価している部分も。
ホント関係ないんですけどネクタイってしてるだけで締まって見えるというか、首周りをシャンとさせていて、それだけで正装っていう感じがします。相手がいて身じまいを正す。なんかあなたを見てますよ感があるようなないような?
海外ではオシャレの類いでもあります。
もしかしたらこういうのも含まれてるのかなぁと余談でした。多分これは違うと思いますけど。
はい!!ほんとにこれで終わりです。色々書きましたが……
眩しいですね。本当に……なんか大人の方(読者のご想像におまかせします)に読んでいただきたいなぁって思いますね。
最高でした!!4巻の表紙は誰なんでしょうか?夏ってイメージは陽ですが……浴衣の件も含めると夕湖……?
ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙楽しみだァ!!
それでは、ここまで読んでくださった方ありがとうございました!!またお会いしましょう!